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-リバティコープ騙される人の類型-佐藤賢二(7/12-02:13)No.1477





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1477リバティコープ騙される人の類型佐藤賢二 E-mail 7/12-02:13

先の投稿の続きでキ

※集まった人達の雰囲気
・世の中から脱落したこともなくうっかり中途半端にそこそこうまくは生きてこれ
たので自分がクズだとは間違っても思いたくない人達(オタク、ヤンキー、パンク
はいない)
・気分的に、自己本位で「企業にいいように使われるのは嫌だ」と思いつつ、そん
でそれに代わる明確なヴィジョンを自分で考えることもできない脳足りん
・「私はダサくない、私はブスじゃない、私はイケてる」と必死に自分で自分に言
い聞かせ叫ばなけならないような感じ(実際、不幸にも半端に不美人ではない)。
・「もう若くない私」という危機感、より若い世代に追い抜かれているのではない
かという切迫感がありそうな層(あえて25歳以下入れてない戦略)。
・ウケ狙い逆にしては不自然な年齢サバ読みのセルフボケツッコミ(その裏には自
分がもう30過ぎてることを認めたくないような態度が見て取れる)
・特に強烈な趣味や自閉の矜持のチャンネルが無く「おたくにさえなれない」とい
う中途半端さ
・「夢」ってのが、車、ブランド品、事業、というような金銭に換算可能な物ばっ

・自己愛はあるが執着する自己の中身は特に無さそうだ
・宗教や自己啓発セミナーはバカにしている(正義や理想のためでなく本ッ当に現
世利益しかないわけね。あー健康なこった!)
・「業」を無いことにしてる奴ら(超重要!!)

※ビジネスとしての問題点
・営業にノルマの強制はない建て前だが、集会で前に出て個人目標を宣言する場の
雰囲気とかから察するに、結果的には雰囲気で同調圧力によるノルマが生じること
が見え見え
・やたら「わからなければ先輩会員に相談すればいい」と言うが、結果としてその
先輩会員への依存と癒着が強まり、生活の比重は必然的にそっちに縛られ、プライ
ベートもくそもなくなりそうだ
・個人としての目標を目指すことと事業としてのセールス拡大の両立という問題
は、元から人間が独立志向の強い欧米ならあり得るが、場からの脱落を極度に怖れ
る日本人の体質を考えると暗黙の内に滅私奉公への同調圧力になる可能性が非常に
高い
・アメリカでダイレクトセールスという型式が大いに発達し普及しえたのは、都市
が相互に離れていて、歴史のない人工国家という特殊性のゆえである

※個人的疑問点
・往復の交通費も喫茶店のコーヒー代も初参加者に自腹切らせて付き合わせるか?
 説明聞きに来た初対面の人間にぐらいは驕るのは営業姿勢つうより礼儀やないん

・しかも、勝手に自動車で連れて行っといて(拉致やないか!)終電間際になって
やっと解放しながら「駅までは歩け。終電間に合わんでも知らん」とはどーいう態
度だ?
(つまり、ふるいにかけた気だってんならお望み通りふるいから落ちちゃるわい)
・大体、初めて会ってから48時間ちょっとしか経ってない人間に、その友人の名前
を挙げさせ、さらに挙げた友人について「物欲の強い人は?」「リーダーシップを
取りたがる人は?」とかいちいち聞くか? 要は人を金ヅルとしか見てねぇんじゃ
ねぇのか?
・いちいち車やブランド品や海外旅行の自慢話ばっかすんな! 確かにそういうも
んを身につけてるのには敬意も表するが、そういう恩恵にあずかれないのがさも不
幸で下等なように見下す態度はいい加減にしろ
・こいつらには「へそまがりである自由」とか「ひねくれものである権利」なんて
もんもあるとはかけらほどにも想像できまい
・身内の物言いに自分でウケてやたら笑うのはオタクの集まりと一緒やね
・金を奪うのではなく人脈関係を奪う、是即ち人を奪うのこと也

(参考:大月隆寛『若気の至り』洋泉社/『別冊宝島114いまどきの神サマ』宝島
社)